相談事例

和歌山の方より相続についてのご相談

2019年10月09日

Q:私には相続人がおりません。寄付を考えていますがどうしたらよいですか(和歌山)

和歌山在住の主婦です。5年以上前に主人をなくし、子供もおりませんので私には身寄りがありません。現在は相続した主人の遺産等で不自由なく暮らせる程度の財産があります。使い切るということはないでしょうし、今後私に万が一のことがあった時、相続人のいない私のような者の遺産はどうなってしまうのでしょうか? 昔から動物が大好きで、現在家族同様に暮らしてきた猫がおります。我が家の猫にもずいぶん助けられてきました。そのような理由から私の死後、遺産は和歌山にある動物愛護団体または同様の活動をされている団体に寄付して、私の遺産をぜひとも動物たちのために役立ててほしいと思っております。
そもそも親族ではない特定の団体に寄付をすることは可能でしょうか?また実現させるにはどんな準備が必要ですか?(和歌山)
 

A:相続人がいるいないにかかわらず、遺言書を作成すれば寄付はできます。

生前に特に遺言書などの準備をせず、ご相談者様のように遺産を相続される方がいらっしゃらない場合、ご相談者様の財産は最終的には国庫に帰属(国の財産となる)してしまいます。今回のご相談者様のように、ある程度寄付したい団体を決めていらっしゃる場合は、その旨を遺言書に記載することをお勧めします。その際は公正証書遺言で作成し、せっかく書いた遺言書が紛失してしまうといったリスクを避けるようにしましょう。

さらにその遺言の内容を確実に執行するためにも、「遺言執行者」を指定すると良いでしょう。公証役場にて証人2名が立会い、証人によって公正証書遺言は作成されるので、方式の不備などを防ぐことができます。

また、原本は公証役場に保管されるため改ざんや紛失の心配もありません。

遺言執行者は、未成年者や破産者はなることができませんが、それ以外であれば誰でもなることができ、ご家族がいらっしゃらない方でも大丈夫です。また事前に寄付先の正式な団体名や、財産によっては寄付できないものがないか確認しておきましょう。不動産などは遺言執行者により現金化しないと受け付けてくれない場合もあります。

和歌山相続遺言まちかど相談室は和歌山県庁前に事務所を設けております。和歌山での遺産相続に関してご相談実績の多い和歌山相続遺言まちかど相談室では、遺産相続業務に特化した司法書士と行政書士が在籍し、円満に遺産相続が進むよう親身に対応させていただきます。お客様のご相談によっては協力先の税理士や弁護士と連携してサポート体制を整えております。ぜひ一度お気軽に和歌山相続遺言まちかど相談室の初回無料相談へお越しください。

 

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