2026年02月02日
Q:施設で寝たきりの父が遺言書を作成するためのアドバイスを司法書士の方にお願いしたい。(和歌山)
私の父は90歳を超えてから和歌山の施設に入り、現在は寝たきりの状態です。父は会話などはできますが、日によって意識のしっかりしている時と、会話がままならない日とがあります。特に大きな病気をしているということもなく、このまま老衰で亡くなるのかなと家族もある程度の覚悟はしているつもりです。最近の事ですが、父が遺言書を作りたいと言ってきました。最初は冗談かと思ったので軽く受け答えしていましたが、昨日同じことを言ってきたのでどうやら本気のようです。今さら遺言書を作っても…と思ったりもしましたが、確かに私の兄弟4人は必ずしも仲が良いとはいえないですし、疎遠になっている弟などは何をしているのかもいわからない状況です。遺言書があった方が遺産分割もスムーズかもしれません。ただ、遺言書を作成したくても、父は寝たきりですし、日によっては終始ぼーっとしています。こんな状態で遺言書を書くことはできるのでしょうか?(和歌山)
A:お父様のご状況から2種類の遺言書をご紹介します。
寝たきりでいらっしゃる方でも、その方のご状況によって作成できる遺言書があります。お父様におすすめの遺言書が2種類ありますのでご紹介します。
➀自筆証書遺言:意識のはっきりされている方で、遺言内容と遺言書の作成日、署名等をご自分でお書きいただくことが可能であればおすすめの遺言書です。自筆証書遺言はお好きなお時間、タイミングでお作りいただけるため、お父さまのご体調のよろしい時にお作り頂けます。
なお、自筆証書遺言に添付する財産目録は、ご家族の方などがパソコン等で作成する事が可能です。お父様の預金通帳のコピーも添付しましょう。
②公正証書遺言:お父様のご状況では、遺言内容と遺言書の作成日、署名等をご自分でお書きいただくことが難しそうであれば、公証人と2人以上の証人が施設に伺って、ご本人の口述から公証人が作成する公正証書遺言がお勧めです。作成した原本は公証役場において保管されるため、遺言書が紛失する恐れがないだけでなく、法務局以外で保管された自筆証書遺言の開封時に必要な、家庭裁判所による遺言書の検認手続きも不要です。ただし、公証人や証人との日程調整を行う必要があるのと、作成に際し費用がかかります。
公正証書遺言は最も確実性の高い遺言方式ですが、日程調整に時間がかかることもあり、お父様にもしものことがあると遺言書の作成自体ができなくなる恐れがあります。早急に専門家に相談し、証人の依頼をされることを推奨します。
和歌山相続遺言まちかど相談室は、相続手続きの専門家として、和歌山エリアの皆様をはじめ、和歌山周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
和歌山相続遺言まちかど相談室では、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、和歌山の地域事情に詳しい司法書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは和歌山相続遺言まちかど相談室の初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。和歌山相続遺言まちかど相談室のスタッフ一同、和歌山の皆様、ならびに和歌山で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。
2025年12月02日
Q:司法書士の先生、義理の息子に私の財産を渡したいのですが、遺言書を書けば希望が叶いますか?(和歌山)
私は和歌山で商売をしている70代男性です。20数年前に一念発起してはじめた商売もありがたいことにうまくいっており、もし私の身に何かあったとしても妻と子が和歌山で変わらず暮らしていけるほどの財産は蓄えられたと思っております。
いま和歌山で一緒に暮らしている妻とは再婚同士で、商売を手伝ってくれている子は妻の連れ子で、義理の息子です。連れ子とはいえ、長年一緒に和歌山で暮らしているので本当の息子同然です。私の亡き後は息子に商売を継いでほしいと思っていますし、財産も遺してやりたいと思っていたのですが、最近、連れ子には相続権がないということを知りました。
私が亡くなった場合、どうやら相続人となるのはいま和歌山で同居している妻、そして、前妻との間に生まれた娘なのだそうです。確かに私には血のつながった娘がおりますが、離婚した前妻が引き取っており、もう何十年も会っていません。長年和歌山での商売を手伝ってくれ、苦楽を共にしてきた義理の息子には相続権がなく、もう全くの疎遠である娘に財産が渡るのはどうにも納得できません。
司法書士の先生、私が遺言書を書けば、私の希望どおり和歌山で同居する妻と義理の息子に財産を渡せるでしょうか。(和歌山)
A:遺言書を作成すれば相続人以外の方に財産を贈ることが可能となりますが、相続人である実子にも配慮した遺言書を作成することをおすすめいたします。
和歌山のご相談者様のおっしゃるとおり、再婚相手の連れ子には相続権がありません。子で相続人となるのは実子あるいは養子のみです。連れ子の方と養子縁組をしていれば相続人となることができますが、そうでなければ血のつながりのない子が相続人になることはありません。
ただ、相続人ではなくとも、遺言書によって財産を受け取るケースもあります。遺言書に「○○に遺贈する」という記載があれば、相続人以外の人でも財産を受け取ることができます。
遺贈に関する遺言書を作成するのであれば、公正証書遺言という形で遺言書作成されることをおすすめいたします。これは公証人の協力のもと作成する遺言書で、遺言書の原本が公証役場で保管されることから紛失や改ざんのリスクを防ぐことができるなど、メリットの多い遺言書です。
遺言書は民法で定めるルールに従って作成していなければ法的に無効とされてしまいます。公正証書遺言であれば公証人が作成に携わるため法的に無効とされる恐れがなく、より確実な遺言書を作成できます。
併せて、遺言執行者という、遺言書の内容のとおり手続きを進める人も遺言書の中で指定しておけば、希望どおりの遺産承継が実現できるでしょう。
遺言書作成時に気をつけるべきなのが、遺留分についてです。相続人には、それぞれ相続財産の一部を受け取ることのできる権利があり、その受け取ることのできる割合は法律で定められています。
和歌山のご相談者様とわかれて暮らす実のお子様の遺留分を無視し、すべての財産を現在和歌山でご同居の奥様と義理のお子様に渡す旨の遺言書を作成してしまうと、遺留分を侵害されたとして実のお子様と裁判になってしまう可能性もあります。そのような事態を避けるためにも、実のお子様にも配慮した遺産分割方法を考え、遺言書を作成するようにしましょう。
和歌山相続遺言まちかど相談室では初回のご相談を完全無料でお受けしております。和歌山にお住まいで遺言書に関してお悩みのある方は、ぜひお気軽に和歌山相続遺言まちかど相談室までお問い合わせください。遺言書に精通した専門家が、ご納得のいく遺言書が作成できるよう親身にお手伝いさせていただきます。
2025年10月02日
Q:おすすめの遺言書について司法書士の方からアドバイスをいただきたい。(和歌山)
私は和歌山に住む70代の男性ですが、先日友人が亡くなったことをきっかけに、自分も何かあった時のために遺言書を作ろうと思い、まずは遺言書の種類を知りたく問い合わせました。私の相続人は40代の2人の子供たちと妻の計3人になるかと思います。子供たちは親の目からすると、決して仲が良いとは言えないため、私の相続で子供たちが揉める事のないよう、遺言書で公平に分割したいと思います。私はしがないサラリーマンですので、子供たちが奪い合うほどの財産はありませんが、和歌山市内の不動産と狭小住宅である自宅と多少の預貯金を持っています。昔から相続では争いがおこるとされているので、自分が元気なうちに遺言書を作成して、残りの人生をのんびり過ごしたいと思っています。(和歌山)
A:遺言内容に偏りのないものを作成しましょう。
遺言書では、遺言者の財産の分け方について遺言者ご自身で自由に決める事ができますが、「長男に全財産を渡す」など、あまりにも偏った内容はトラブルの元ですので避けましょう。相続人には最低限の取り分の割合である「遺留分」があり、遺留分の主張の際にトラブルとなる可能性があります。
相続では遺言書の有無がその後の手続きを大きく左右します。原則、遺言書があれば法定相続分よりも遺言書の内容が優先されます。
遺産のなかで不動産の割合が大きい場合には、財産内容が高額となる傾向があり、仲の良いご家族でも揉める場合があります。この場合に、遺言書があれば、遺産分割協議を行う必要がなく、遺言書の内容に沿って相続手続きを行えば遺産分割におけるトラブルは回避できる可能性があります。ご相談者様が元気なうちに、ご自身のお気持ちを載せた遺言書を作成しましょう。
遺言書の普通方式には以下の3種類あります。
①自筆証書遺言 遺言者が自筆にて作成しますが、財産目録は本人以外の者がパソコンで作成のうえ、通帳のコピー等を添付することが可能です。費用も掛からず手軽ですが、遺言の方式を守らないと無効とされます。また、法務局で保管していないご自宅などで見つかった自筆証書遺言を開封する際には家庭裁判所において検認の手続きが必要です。
②公正証書遺言 遺言者と2人以上の証人が公証役場に出向いて、公証人が聞き取って作成します。公証人が作成するため方式についての不備がなく、また原本は公証役場に保管されるため偽造や紛失の心配がありません。ただし、公証人とのアポイントが必要なうえ、費用がかかります。
③秘密証書遺言 遺言者が自分で遺言書を作成し封をして公証役場に持ち込み、公証人がその遺言書の存在を証明します。誰にも内容を知られることはありませんが、ゆえに方式不備で無効となる危険性があります。
和歌山相続遺言まちかど相談室では、相続手続きについて和歌山の皆様に分かりやすくご説明できるよう、相続手続きの専門家による無料相談の場を設けております。
また、相続手続きのみならず、相続全般に精通した司法書士が和歌山の皆様のお悩みを丁寧にお伺いさせていただいておりますので、遠慮なくお問い合わせください。
和歌山の皆様、ならびに和歌山で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。
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