クローバー司法書士事務所・ブルーバード行政書士事務所。遺産相続・遺言書作成に関するご相談事例をご紹介いたします。

相続手続き | 和歌山相続遺言まちかど相談室 - Part 6

和歌山の方より相続税についてのご相談

2021年01月14日

Q:もし相続人の中に認知症を患う者がいた場合、相続手続きはどうするのが一般的か司法書士の先生教えていただけますか?(和歌山)

現在、和歌山で暮らす父は闘病生活をしており、入退院を繰り返しています。年齢も80を超えているので、それなりの心構えといいますか、多少の準備をしておきたいと思い相続財産について調べてみました。父には和歌山にある自宅マンションと預貯金が2000万円程度あるようです。この先父にもしものことがあった場合、母と私が相続人になるのではないかと思うのですが、最近の母は認知症のような症状があり、このまま認知症と診断された場合、相続手続き出来るのか不安があります。相続人の中に認知症の者がいた場合、一般的にはどのように相続手続きしているのですか?(和歌山)

 

A:一般的に認知症の方が相続人にいる場合は、成年後見人を選任してもらい手続きを進めます。

認知症を患う方が相続人の中にいらっしゃる場合、気を付けていただきたいことがあります。相続手続きに関して、いくらご家族の方であっても正当な代理権もなく認知症の方に代わり署名や押印をする等の行為は違法となるということをお忘れにならないようにして下さい。認知症等により判断能力が不十分とみなされると、法律行為である遺産分割をすることはできません。このような場合の相続手続きには一般的には成年後見制度を利用します。

成年後見制度とは、認知症、知的障害、精神障害などで意思能力が不十分な方に代わって法律行為を行う制度で、代理人(成年後見人)を定め、その成年後見人に遺産分割を代理してもらい遺産分割を成立させます。

成年後見人は家庭裁判所に申立てを行い、家庭裁判所が相応しい人物を選任します。成年後見人には、親族だけでなく第三者である専門家や複数の成年後見人が選任される場合もあります。また、下記に当たる人物は成年後見人とはなれませんのでご注意ください。

  • 未成年者
  • 家庭裁判所で解任された法定代理人、保佐人、補助人
  • 破産した者
  • 本人に対して訴訟をした又はしている人、その配偶者、その直系血族
  • 行方不明者

ただし、成年後見人は遺産分割協議後もその権限が継続しますので、その後のお母様の生活にとっても必要かどうかを考えて法定後見制度を活用しましょう。

 

和歌山相続遺言まちかど相談室は、相続全般に関するご相談をお受けしております。今回のご相談者様のように相続人の中に、認知症や障がいなどによって意思判断能力の乏しい方が含まれる場合には、専門家へと相談をすることをおすすめします。相続人調査や、相続財産調査など、相続に関するどのようなお困り事でも構いませんので、まずは初回無料の相談の場にて、和歌山の皆様のお困り事について和歌山相続遺言まちかど相談室の専門家にお話しください。和歌山の皆様それぞれのお悩みに沿ったサポートをご提案させていただきます。

和歌山の方より相続に関するお問い合わせ

2020年10月23日

Q:相続手続きは行政書士などの専門家に依頼しないと手続きできないのでしょうか?(和歌山)

和歌山の実家で生活をしていた母が先月亡くなりました。父も数年前に亡くなってしますので、相続人は私と妹の2人です。私も妹も和歌山を離れて暮らしていますが、妹とは頻繁に連絡をとり、相続についての話し合いをしています。残された財産も実家のマンションのみでしたので、相続の手続きは妹と協力し自分で進めようと思っています。まずは戸籍を揃えることからはじめようと思いますが、そもそも相続の手続きを専門家に頼らず自分達だけで進めることはできるのでしょうか?(和歌山)

 

A:専門家に頼らず、ご自身で相続手続きを進めることも可能です。

専門家に頼らずにご自身で相続の手続きを進める事も可能ですが、手続きの中には期限があるものも含まれていますので、必要な手続きについてよく確認をしておきましょう。

今回頂いたご相談では、相続人が亡くなられた子のみという事でしたが、例え身内のみの相続人であっても、本当に法定相続人(法的に相続が認められる人)が2人なのかという事を

第三者に証明する必要があり、それには亡くなられたお母様の戸籍を出生から亡くなりまでを全てを揃え、その戸籍の内容から相続人が2人以外にいないかどうか調べます。また、実際の相続手続きの際には、法定相続人の現在の戸籍も必要となりますので、そちらも同時に揃えておきましょう。

もし、法定相続人の確認をしっかりとしないまま手続きを進め、遺産分割協議を行った後に別の相続人がいる事が発覚した場合、すでに完了している遺産分割協議でも全て無効となってしまいますので、戸籍収集は必ず行いましょう。

また、引っ越し等により本籍地が移動している場合には、戸籍も転籍をしており、移動先の自治体の役所で戸籍を取得する必要があります。郵便で取得することも可能ですが、時間と手間がかかりますので、期限のある相続手続きがある場合の相続人調査の場合は、相続開始時から早めに手をつけておくことをおすすめいたします。

上記で説明をしたように、ご自身で手続きを進めることは可能です。専門家へ依頼をする事をおすすめするケースとしては、期限のある相続手続きがありその期限が迫っている場合、平日は仕事で時間がとれず、必要な資料がなかなか収集出来ない場合、被相続人に離婚歴があり、身内以外に相続人がいる可能性がある、といったケースでは早い段階から相続の専門家に相談をする事でスムーズに相続手続きが進みますので、現在このようなご状況でお困りの場合は専門家へと依頼することをおすすめいたします。和歌山におすまいの皆様も、このようなケースでお困りでしたら、ぜひ当相談室の無料相談をご利用下さい。和歌山の皆さまより多くご相談頂いております。最後まで親身にサポートをいたしますので、安心して当相談室の専門家にお任せください。

和歌山の方より相続のご相談

2020年09月02日

Q:不動産を相続しましたが、名義変更の仕方が分かりません。司法書士の先生、ご教示いただけますか。(和歌山)

司法書士の先生に不動産の名義変更についてご質問があります。私は和歌山市内に住む主婦です。先日、和歌山市郊外の実家に住む父が亡くなり、葬儀については和歌山市内の斎場で滞りなく終えることが出来ました。また、実家にて遺品整理も行い、今は遺産相続手続きを始めています。相続人は子供である私と弟です。父の相続財産は和歌山市内にあるいくつかの父名義の不動産と多少の預貯金です。不動産を私が相続することになり、父の名義を自分名義に変更するための手続きが必要かになるかと思います。なにぶん初めての事ですので、不動産の名義変更の手続きについての流れを教えていただけますでしょうか?(和歌山)

 

A:相続した不動産の名義変更手続きについてご説明します。

不動産の名義変更手続きを行うにあたり、まず対象物件の登記簿の状況を調べます。亡くなった父親名義だと思っていた土地と建物について調べてみたら、土地に関してはかなり前に亡くなった祖父の名義のままだったということも少なくありません。

また、物件調査は今後書類を作成していく上でも必要となる作業で、遺産分割協議書や登記申請書の作成にも不動産の詳細な情報が必要となります。

相続後、すぐに売却する予定があったとしても、まずは名義変更手続きをしなければなりません。

【名義変更手続きの流れ】

①相続人全員で遺産分割協議を行う。話し合いがまとまり、相続した不動産の分割方法の決定後、相続人全員で署名と実印で押印をした遺産分割協議書を完成させる。

②名義変更申請の際に添付する書類を揃える。

〈必要書類〉

  • 法定相続人全員の戸籍謄本
  • 被相続人の出生から死亡までの連続した戸籍謄本等
  • 住民票(被相続人の除票および相続する人の分)
  • 名義変更する不動産の固定資産評価証明書
  • 相続関係説明図…など

③登記申請書を作成する。

④名義変更の申請に必要な書類を法務局に提出する。

上記の流れに沿ってご自身で名義変更の手続きをすることは可能ではありますが、専門的な知識を要する手続きでもあるため、最初から相続の専門家に依頼することをお勧めします。

和歌山相続遺言まちかど相談室では相続財産の調査や戸籍の収集などから不動産の登記まで相続手続きに関するお手続きの対応が可能です。和歌山での遺産相続に関してご相談実績の多い和歌山相続遺言まちかど相談室では、和歌山の地域事情に詳しい遺産相続業務に特化した司法書士と行政書士が在籍し、円満に遺産相続が進むよう和歌山の皆様の親身になって対応させていただきます。和歌山相続遺言まちかど相談室は和歌山県庁前に事務所を設けております。ぜひ一度お気軽に和歌山相続遺言まちかど相談室の初回無料相談へお越しください。スタッフ一同和歌山の皆様のお越しをお待ち申し上げております。

 

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